こんにちは。うさぎ薬局の松田直人です。
皆さんはイソバイドというお薬を知っていますか。
イソバイドは、体内の水分量を調節して水分異常で起きている疾患を改善するお薬です。
このイソバイドですが、後味が苦いこと(不味くて飲みにくいんです)で知られています。
今回は、そんなイソバイドを少しでも飲みやすくするための”工夫”について調べてみたのでお伝えします。
以前にイソバイドの服用にお勧めの方法を採点形式で評価し、服用にお勧めの飲料水を調査した記事があったので参考にしました。
記事の内容を表にまとめてみました。
【参考:http://dekigotology-hana.dreamblog.jp/blog/136.html】
調査結果から、イソバイドは甘酸っぱい飲料水と同等量混ぜて服用するのが後味の悪さを軽減できるようです※1。
しかし、ただ甘いだけの飲料水や苦みを伴う飲料水とは後味の苦みをマスキングしにくいことがわかりました。
また、混ぜるよりも口直しにそれらの飲料水を摂取する方が良いという意見も多かったようです。
表の内容をまとめると、以下のような感じです。
■イソバイドと相性の良い飲み物
・甘酸っぱい飲み物と一緒に飲むと、後味が軽減!
・よく冷やしてから服用すると苦みがやわらぐ
・2倍に薄めるよりも、「後からジュースで口直し」が効果的
・ストローを使うと、口内の接触面積が減って飲みやすい
以上のことを踏まえて、オリジナルの指導箋を作成してみました。
■イソバイド服用の工夫
1. 氷を入れてキンキンに冷やす!
2. 水で薄めて少しでも味をマイルドに
3. 甘みのあるジュースを加えて飲みやすく(例:リンゴ・グレープ)
4. レモン汁を数滴加えて酸味をプラス
5. 凍らせてシャーベット状にして服用
「イソバイドを飲むのがつらい…」と感じていた方も、ぜひこれらの方法を試してみてくださいね。
服用の工夫は人それぞれですので、自分に合った方法を見つけて快適な治療を続けましょう!
この記事がイソバイドの服用が苦手な方の参考になれば幸いです。
うさぎ薬局に興味を持たれた方へ