どこまでやるのか(施設長ブログ)

どこまでやるのか(施設長ブログ)

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こんにちは!

うさぎホームの横山です。

 

前回のブログから少し期間があいてしまいました・・・

 

うさぎホームには、いろいろな背景をお持ちの方たちが入居なさっています。

動けない、食べられない・・・という方や

まだまだ元気で介護保険を使っていない方まで。

 

様々な背景がある中で、人間はだれしも最終的には死に向かって、今を生きています。

どのように死にゆくのか、と

どのように生き抜くのか、は同じ意味合いで考える内容になってくるかと思います。

 

生きるために、死にゆくために何がしたいのか、

自分の意思を伝えられなくなった時に、思ってもいない方向へ治療内容が進むときがあります。

 

一度でも病院というフィールドで仕事をした人間であればこの内容は共感いただけるのではないかと思いますが、

この状況は、この人にとって幸せなのだろうか・・・?

といった状況が生まれる時があります。

 

 

これは非常に難しい内容で、

一つの側面からは「良かれと思って」と進んできた物事でも

また別の側面からは「こんなはずじゃなかった」と思い悩む人間もいます。

 

一番重要なのは、周りがどうこう言おうと、自分自身が「これで良い」と思えば

それは「良い生き方」なのだと思います。

 

 

自分の意思よりも、誰かに導いてもらう方が楽ですし、責任も同時に導いた人に押し付けることも出来てしまうので

周りの人間が言ったその通りに物事を判断して決定していく人間は少なくないと思いますが、

自分自身は何がしたいのか、

自分について考える機会を若いうちから持っておくことは、本当に大切なことだと思います。

 

こういった時、外から飛んでくる意見は、あくまでも【意見】止まりです。

 

うさぎホームの入居者様や、

職員の皆さんが、自分らしく生きて、自分らしく働けるように、

このホームの中の環境で出来る範囲で私自身考えながらやっていきたいと、日々感じております。