11月17日(日)、広野MCビル3階にて開催されたグレース第1回市民公開講座「がんの治療・緩和ケアと在宅での療養支援~がんとどう付き合うか、知ってもらいたいこと、私たちにできること~」が開催されました。
日本人の2人に1人ががんと診断される時代。自宅で安心して過ごしたいと願う患者さんやご家族にとって、在宅療養は大きな選択肢の一つです。今回の講座では、がんの専門家の方々が、がんとどう付き合っていくのか、そのヒントをたくさん教えてくださいました。
講演内容:
〇がんと共に生きる
高橋慶一(慶育会理事長、訪問診療医師、日本がん治療学会がん治療認定医)
高橋先生からは、大腸がんを例にがんの進み方、治療法や薬、手術など話されました。
〇がん患者の意思決定支援と緩和ケアについて
上田知美(訪問診療看護師、がん化学療法看護認定看護師)
上田知美看護師からは、患者さんの意思を尊重しながら、最期まで安心して過ごせるような緩和ケアについて学びました。
〇がん患者の在宅診療について
錦野一恵(訪問看護ステーション管理者、在宅看護指導士)
錦野一恵看護師は、在宅での生活をサポートする訪問看護について、介護保険の解説をしていただきました。
〇がん治療の効果を高める不調回復のご飯
小林玲子(グループ専属栄養士、在宅訪問認定管理栄養士)
小林玲子栄養士は、がん治療の効果を高める食事について、わかりやすく教えてくださいました。
参加者からは、「在宅療養について、もっと知りたいと思っていたので、今回の講座に参加できてよかった」「具体的な情報がたくさん得られて、今後の生活に役立てたい」といった声が聞かれました。
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