みなさんこんにちは!
うさぎホームです。
今、「人生100年時代」とよく耳にしますが、今日はその内容について考えようと思います・・・・
【100年生きる時代に「どう生きるか」を考える】
医療の進歩や生活環境の改善により、長寿はもはや“特別”ではなくなりつつあります。
日本の最高齢って何歳か知っていますか??
2025年7月、厚生労働省は**奈良県在住の賀川滋子さん(114歳)**を日本の最高齢者と発表しました。
1911年生まれの彼女は、まさに 明治・大正・昭和・平成・令和 の5つの時代を生き抜いたレジェンドとも言える存在です。
彼女は長年、医師として地域医療に貢献し、引退後も地域の健康相談などに関わってきたといいます。
また、2021年には東京オリンピックの聖火ランナーとしても注目を集め、メディアでは「人生を通して社会とつながり続けることの大切さ」を語っていました。
◎「長く生きるより、心豊かに生きることが大切ですよ」
この一言に、私たちが目指す「高齢期の豊かな生き方」のヒントが詰まっています。
◎賀川さんに学ぶ、“しなやかな長寿”の3つの秘訣
1. 毎日を「小さなルーティン」で整える
- 賀川さんは起床・食事・昼寝・趣味の時間を、規則正しく過ごしているとのこと。
- 「毎日決まった時間にご飯を食べるだけで、体が安心する」と話していたそうです。
2. 社会との“ゆるやかな接点”を持ち続ける
- 高齢になっても、近所の子どもに絵本を読んだり、季節の行事に参加することを大切にしているそうです。
- 孤立せず、誰かと関わることが“心の健康”につながります。
3. 「できること」を楽しみ、「できないこと」は手放す
- 「歳を重ねると、できないことも増える。でもね、それを誰かに委ねるのも、生き方のひとつ」と、穏やかに語った賀川さん。
- 頑張りすぎず、今の自分を受け入れる姿勢に、真の“強さ”を感じます。
うさぎホームのスタッフも、ご利用者が「自分らしさ」を保てるよう、見守りと支援のバランスを大切にしています。
【老人ホームの中にある「自分らしい100年」】
賀川さんのように、長寿を前向きに受け止め、自分らしく生きることは誰にでもできることです。
そのためには、心と体が安心できる環境、誰かと笑顔で話せる関係、そして自分のペースで暮らせる日常が必要です。
【100歳を超えても、“人生には楽しみがある”】
長く生きることだけでなく、その時間をどう味わうか、どう人と関わるかという「生き方」そのものが、私たちに大きな気づきを与えてくれます。
みなさんもぜひ、「100年生きるなら、どう生きよう?」という問いを、今日のひとときに思い描いてみてください。
そして私たちスタッフも、みなさまの「これからの人生設計」を一緒に歩んでいける存在でありたいと願っています。