災害備蓄用保存食

災害備蓄用保存食

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こんにちは!グループホームうさぎです。

みなさんは長期保存が可能な備蓄用保存食を召し上がったことはありますか?

グループホームうさぎでは常時から災害発生時に備えて備蓄用の保存食や飲料水を準備してあります。

備蓄用のものは一般のものと比べて保存出来る期間が長いものがほとんどですが、そうは言っても使わなければいつかは有効期限が切れてしまいます。

ちょうど今そういった期限間近の保存食がありましたので、先日の昼食は実際に災害が発生し電気やガスが使えなくなってしまったと想定し、それら備蓄用食糧を実際に調理し入居者様に喫食いただくこととしました。災害対策訓練の一環です。

ではまずお茶の準備から。通常は電気ポットで沸かしたお湯で淹れますが、今日は水出しです。正午の2時間前、午前10時から仕込みます。

まずはお茶パックをやかんに入れて…

みなさんに手分けしてお水を入れていただきました。

次はアルファ米の準備です。お湯を使えば15分で完成ですが、今日は水から作ります。水なら完成まで1時間。これも早めに準備します。

アルファ米にも白米だけでなくいろんな種類がありますね。これはドライカレー味。

他にはエビピラフ、チキンライス、五目炊き込み味などがありました。

水を投入した後は適度にまぜまぜしていただきます。

さて、どんなお味になるでしょう?

アルファ米の準備は終了です。

副食はこちら。もちろん温めずそのまま食べていただきます。

盛り付けたらこんな感じ。

さて、お昼になり実際に喫食します。ちなみにヤクルトは入居者様のご家族様から先日頂戴した差し入れを提供させて頂きました。いつもありがとうございます!

さぁ味はどうかな?いただきます!

ブログ担当職員も初めて保存食を食べてみたのですが、これが意外と美味しかったです。

入居者様も残す方はほとんどおらず、中でも一番驚いたのは、普段かなり少食で残すことが多い方が全く残さず全てきれいに完食されたことです。

保存食だけあって意図的に味付けを濃くしているのだと思いますが、実際に災害に遭った時に食事をきちんととることはとても大事になってくると思います。そういった意味でも今回このような食事形態を入居者様方に経験して頂いたのはとても有意義な事だと思いました。